働く女のもろもろ

観光ガイド、今は事務職OLの割合が多くなっている女のもろもろ

仕事は目先の利益に囚われないで、本当に好きなことかどうかで考える

韓国旅行に行くための観光ビザ取得で、韓国領事館前に長蛇の列を作っていたニュースを見て、「そろそろコロナ前に近づいてきたな」と思い、少しうれしくなりました。私も10年前にソウルに行ったことがあり、景福宮キョンボックン)を見て、仁寺洞(インサドン)通りを散歩した後、「ポジャギ」と呼ばれる韓国版パッチワークを作りたいと思って、鍾路(チョンノ)にある手芸用品店を見て回ったことを思い出しました。ここはもう一度行きたいところです。

 

さて、日本は今月10日から、外国人観光客の受け入れを、1日2万人までに引き上げるとの方針を打ち出しました。コロナ前はオリンピック・パラリンピック開催国だということもあり、かつ、日本は治安もよく、食べ物も美味しい国として世界中から注目を集めました。開催が決まった2013年を過ぎた辺りから、訪日外国人観光客を相手にした商売が、雨後の筍のごとく乱立し始めました。

 

この現象は、外国人観光客の増加の一点だけを見て「これからは訪日旅行の時代や〜!」と飛びついた人たちが多かったからに他なりません。確かに、京都、東京の銀座など、観光地は外国人で溢れかえり、「観光公害」というあまりありがたくない副産物まで生まれてしまいましたが、儲けていた業者が数多く存在していたのも事実です。

 

ところが、2020年1月末頃から発生した新型コロナウイルスにより、外国人が入国できなくなり、観光業界、関連業界は90パーセント以上の大幅減収となり、倒産した会社も相次ぎました。

 

コロナとの闘いも2年半近くになり、世界的にウィズコロナに政策の転換を図り、国外からの観光客受け入れを再開した矢先、今度はロシアのウクライナ侵攻。「一難去ってまた一難」と言える状況ですが、ロシアとウクライナ間の戦争など、誰にも予測できないことです。


訪日旅行は伸びていく産業だと、政府は盛んと喧伝し、半ば煽っていましたが、実は、観光業は災害もテロ、戦争もない無風のときのみ成り立つ「平和産業」と言っても過言ではありません。そのことに改めて気付かされます。不確定要素の多い業界なのです。

 

どの業界で仕事をするか、あるいは起業を考えるとき、目先の短期的な儲けだけに捉われるのではなく、本当に情熱を注げることなのかで考えるべきです。どうすることもできない外的な要因で一時的に利益が下がったとしても、本当に好きなことなら困難を乗り越えていけます。