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書店の前を通ると夏休みの宿題を思い出す

夏休みの宿題で、良い思い出がないもの。まず、算数、中学に入ってからは数学の問題がたくさん書いてあるプリント。なぜなら、私は理数が苦手だったから。しかも、中学では先生が塾に対抗心を燃やし、これでもか!ってほどの問題を与えてくる。大量に問題を与えることの意義って何?という疑問が出てきます。数学が好きな人はそう多くはありません。そして、嫌いなものほど機械的にこなしてしまうので、力になっているかと言えば、そうではありません。頭が素通りして、身にならないことが多いです。なので、大量の宿題はあまり意味もメリットもありません。

そして、もうひとつ。読書感想文。読みたい本を自分で選ぶのではなく、決められた課題図書から。先生は夏休みだから良書に触れてほしいと思っているのでしょうけど、そもそも、気の進まない本を読ませて感想を書かせることに、どれだけの意義があるのか?また、課題図書に指定されている著作ほどつまらないものが多いです。すべてではありませんけど。

感想文を書くため、本を読み始めます。おもしろくないものは、最初の数ページだけでギブアップしかけます。そのうち、途中で寝てしまう。その繰り返し。これでは、なかなか読み終わらないのは当たり前で、見かねた母が「あとがき、解説を少し優しい言葉にして写しなさいよ!どうせ分かりゃしないんだから。」などと言われ、しまいには母に少し手伝ってもらったりして・・・。今から思えば、母には「ごめんなさい!」しかありません。

あれから〇十年。あの時より格段に暑い夏がやってきました。駅前の書店に並べられている課題図書を見るたびに、読書感想文の宿題を思い出します。すべてがつまらない本だとは思いませんが、はやり、自分が読みたいと思った本を読ませ、感想を書かせた方がよほど文章力や読解力の向上、情操教育の面では効果的です。

日本の子供たちの夏休みの宿題は少し多いのではないかと感じています。どっさりと宿題づけにするより、夏休みにしかできないことや遊びを多くして、創造性や情操を養う時間を多く与えた方がいいのではないでしょうか?夏に宿題でふうふう言っている子供たちを見ると、いつも思います。

以上、夏休みの宿題での思い出でした。全国のお子さまたちへ。宿題は早めに片付けて、残りは家族や友達との思い出作りに励みましょう。

映画『エルヴィス』は単なるエンターテイメント映画ではない秀逸な作品

7月10日(日)、映画『エルヴィス』を観ました。これは、タイトル通り、伝説のロック歌手、エルヴィス・プレスリーの伝記映画です。

この映画は、単なる伝記映画にはとどまらないくらいの、おもしろいエンターテイメント作品に仕上がっており、プレスリーの音楽が生まれた背景にかなり重点が置かれています。彼はテネシー州メンフィスの黒人居住区域に隣接する地域で育ち、ブラック・ミュージックにも慣れ親しんでいました。その影響を多分に受けたプレスリーは、独自の音楽を作り上げていきました。

デビュー当時、彼はブルース歌手のアーサー・クルーダップが作曲した' That's All Right , Mama ' を披露し、反響を呼びます。ブルースは音楽のジャンルのひとつで、黒人が労働や人生の辛さを歌ったものが多いです。黒人居住区域の隣に住んでいて、幼い時からブラック・ミュージックに触れていたのだから、彼にとって、ブルースを歌うことは何ら抵抗を感じるものではなかったのは当たり前と言えば当たり前です。

しかし、エルヴィス・プレスリーがデビューした頃の1950年代のアメリカ、特にテネシー州を含む南部では、人種隔離政策が採られ、居住区、レストラン、公衆トイレ、バスなどの公共の場所はすべて白人と黒人に分けられていました。なので、白人が黒人の文化に触れることはほとんどと言ってよいほどありませんでした。

そんな状況ですから、彼のような白人が、主に黒人が歌うブルースを披露することは、本当に音楽界に革命を起こしたと言っても過言ではなかったのです。もちろん、彼には黒人と白人社会を融合して大きな流れを起こそう、アメリカを変えようなどという意図や野望はなかったのでしょうけれど。

それを象徴するような事柄として、彼の独特の歌い方。プレスリーが登場する以前の白人の歌い方といえば、直立不動。対して、プレスリーはセクシーに腰を振りながら歌うスタイル。これは、黒人音楽の刻むリズムで、自然と腰が動いてしまうもの。これを見た白人の女性客は度肝を抜かれ、感じてしまいます。この腰の振りは、アレのときの腰の振り方を連想させるのです。「これは教育上良くない」と見た白人社会では、プレスリーにおとなしく歌うように命じます。もちろん、そんな歌い方が受けるはずもなく、本来の彼の歌い方に戻します。彼は、受けを狙って戻したわけではなく、自分のポリシーに反すること、納得できないことはしないという決意の表れです。

それがよく表れている箇所として、暗殺されたキング牧師ケネディ大統領(当時)に奉げた’ If I Can Dream ’ を歌うシーン。キング牧師の演説 I have a dream・・・にインスパイアされたものだと思いますが、プレスリーのマネジャー、パーカー大佐は「クリスマスなのだから、クリスマスソングを。」と提案するも、プレスリーはここでも自分のポリシーを貫きます。そして、歌う終わってみれば大絶賛され、彼の代表曲のひとつとなります。

プレスリーが自身のポリシーを貫いたことで、白人社会ではたびたび悶着を起こし、苦境に立たされることもありました。ポリシーを変えないことは、とても難しいことで、困難がいくつもつきまといます。それでも、自身の納得いかないことは絶対しない姿勢を見せたことで、後世に残る名曲を多く生み出したことにつながったことは明らかです。

一方、プレスリーのマネジャーであるパーカー大佐は、お金のためなら手段を選ばない男。劇中では、プレスリーとは対照的な人物として描かれています。

単なるエンターテイメント作品に留まらず、独自の音楽を生み出すに至るまでの困難、スターダムにのし上がってからの苦悩、パーカー大佐に対して抱き始めた疑念、と、克明に描かれた秀逸な作品だと言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近あった3つのいいこと

今週のお題

最近あった3つのいいこと

一つ目:大きいショッピングセンター、図書館の近くに物件を借りられたこと。不動産会社の営業担当には「買い物便利、本、雑誌、新聞読み放題物件です。」と勧められました。その割には家賃もそれほど高くなく、本当にベストバイな物件でした。

 

 正確に言えば、図書館は税金で賄われているからタダではないけど、旧作なら新たにお金を払わなくても読めます。新聞も全国紙、地方紙、業界紙読めるし、雑誌も新刊もバックナンバーも好きなだけ読めます。本好きにとっては最高です。

 

二つ目:高校時代からずっと応援している球団、ヤクルトスワローズのマジックが、7月2日に点滅したこと。しかも、セ・リーグ史上最速。ちょっと早すぎない?と思ってしまうけど、これも今のスワローズの実力なら、頷けます。特に、打線は上位から下位まで切れ目がなく、他球団にとっては脅威となっています。不安材料だった投手陣も育ってきて、昨年から花開いたと言えるでしょう。先発、中継ぎ、抑えとそれぞれの役割を果たしてくれています。4番の村上宗隆選手は三冠王の期待がかかり、実現すれば2004年に松中信彦選手(当時福岡ダイエーホークス)以来となる。ちなみに、三冠王本塁打首位打者打点王の三つのタイトルを獲得すること。この分だと、25年オフにはメジャー入りしてしまうだろうな。ちょっとさみしい。

 

三つ目:スターバックスが目の前にあると知ったこと。自宅の階段降りて、信号を渡るとすぐにスターバックスが見えてきます。こんなに近くにスタバがあったんだとうれしくなりました。都内やオフィス街と違い、満席になっていることが多くなく、平日の夕方は割に空いています。スタバですぐに座れるなんてあまりないことなので、これもいいことです。店内の内装も雰囲気があって、くつろいだり、本を読んだりするには最適です。

 

以上、3つのいいことについて書きました。何気ない日常でも、探せば何かしらいいことが見つかる気がします。